自然に在る - In Harmony With Nature -
「自然に在る」とは、私たちが家と向き合うときに最も大切にしている言葉です。
その土地にはどんな家があるべきか?本来この建物はこうあるべきではないか?
私たちは、建物が町並みや風景に溶け込み調和することで生まれる景色を探し続けています。
庭 - Tha Garden -
家を構成する要素はたくさんありますが、その中でも私たちが力を入れているのが「庭」です。
庭は作り込まないことが大切です。草木や苔、石という自然から受ける恩恵を庭というエリアにそっと残すこと。
建物は年月が経過するとどんどん劣化していきますが、庭はただ変容していきます。
その変化を楽しむこと、それこそが暮らしを豊かにすることだと信じています。
伝統的建築物への敬意
- Respect for Traditional Architecture -
近年、私たちは京町屋や古民家を引き取り、リノベーションを行なっています。
日本では古くなった建物にはあまり価値がつきません。
それは日本の家屋の多くが「木」でできているからで、
木は石と比べて劣化が早く、手入れが行き届いていないとすぐに朽ちていきます。
しかし、木の良いところは取り替えが可能なところ。
私たちの住む日本は、木という資源に恵まれています。
古くなった木は、新しい木と交換してあげる。
そうして伝統的な日本家屋を生まれ変わらせて次の時代へと残していきます。
しなやかな家 - A Flexible Home -
植物や人間が天候や時代に応じて変化するように、
家にもしなやかさを取り入れることはできないかと私たちは考えます。
そこに住まう人のライフスタイルの変化により、水回りを追加する準備をしておくことができます。
また部屋の使い方は状況によって様々です。
障子や建具を自由に動かすことにより、空間は解放されよりしなやかさを増します。
豊かな暮らし - A Luxurious Life -
一方で町屋や古民家って夏は涼しくていいけれど、冬は寒いのではないか?そう考える方も多いと思います。
私たちはリノベーションにより、断熱性と気密性を格段にあげ、冬でも快適に住める家づくりを提案します。